髪のダメージについて

健康な髪は、うろこ状のキューティクルに髪表面が覆われ、その内部はメデュラを取り囲むようにコンテックスがぎっしり詰まっています。ダメージヘアとは、キューティクルがはがれてデコボコしていたり、髪の大切な成分が流れだしてスカスカになっている状態。髪には肌のように修復する力があまり期待できないため、できるだけダメージを抱えないようにし、すこやかな髪をまもりましょう。
シャンプーの仕方
毎日するシャンプーですが、大切な事は濡れた髪が摩擦にとても弱いという事。
シャンプーは必ずアワをしっかり立ててから頭皮をこすらないと摩擦で毛先が傷んでしまいます。又見過ごしがちなのがタオルドライです。
こすればこするほど髪のキューティクルはダメージを受けます。
濡れた髪の扱いがダメージを引き起こしますので、常に優しくを心がけて下さい。
ドライヤー
ブローも髪の傷む原因としてご承知の事だと思いますが、乾かさない事も髪のダメージにつながります。水に濡れた髪はふやけてますので(うろこのようについているキューティクルが開いています。)
根元から毛先に向かってキューティクルを閉じるように(引き締めるように)指を通しながら乾かす事が大切です。ただ乾かすだけではドライヤーの熱風の方向がキューティクルを逆立てる事になり髪がバサバサに乾いてしまいダメージヘアの原因になります。又濡れた髪をとかす時も優しくとかさないとダメージにつながりますので気をつけたいものです。
パーマやカラーによるダメージ
パーマ、ヘアカラー、ストレートパーマ、全ては化学薬品を使って髪を変性させていきます。
髪が膨潤(ふやけて)してしまって、髪の中身が抜けやすくなっています。
したがってパーマやカラーをしてすぐ髪が傷むのではなく、その後のお手入れによって髪の傷みが加速していくと考えられます。
紫外線によるダメージ
外からの刺激で代表的なものの中に紫外線があります。
近年は光老化といってお肌も紫外線で傷つけられてしまいます。髪は性質上、紫外線を吸収しやすいという特徴があり 紫外線を吸収すると髪の内部のタンパク質バランスがくずれ 髪の中の水分保有率がさがります。さらに直射日光にあたると髪は乾燥してしまいダメージの原因になります。また強い風やほこり、クーラーや暖房などの空調又、プールや海など全て乾燥の原因になり、髪がダメージを受けてしまいます。
リゾート地やレジャーにお出かけの際は注意が必要かと思います。

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