禿るとは

男性は禿る、女性は薄くなる

『禿げる』という言葉。これは一般的なイメージが浮かぶ通り、言葉は悪いですが「ツルツルになる」ということですね。男性は禿げることが多いですが、女性は禿げることはあまりありません。というのは、男性は一般的に歳をとると『禿げる』=「抜け落ちる」ことが多くあるのですが、女性は禿げるというより髪にボリュームがなくなる、髪が細くなる、薄くなるという場合が多いのです。ですから『禿げる』という言葉は一般的イメージ通りの本来の用法通り男性を対象とした意味を持つものといえるでしょう。

男性・女性に共通して薄毛・抜け毛の原因となるものが睡眠不足、栄養不足、ストレス、アルコール、タバコ、ヘアケア(シャンプー選び)です。それぞれ特有の原因となるものは主にホルモン関係が多いです。        その他にも外傷やアレルギー、放射線、病気、薬などが原因となって発生する場合もあります。

禿げた、薄くなったというのは本質的にどういった状態なのかというと、一つの毛根から生える本数が少なくなっていたり、育毛・発毛速度が遅くなっていたり、毛が細くなっていたり、ヘアサイクルが乱れて脱毛に至る時間が短くなっていたり(髪の寿命が短命化)している状態のことを指します。一概に薄毛、ハゲといってもそれらの詳細な状態によって性質はまったく異なる場合があり、当然対処方法・改善方法もそれぞれで異なってきます。ですから、もし自身にも症状が見えてきたならば自身の性別や年齢はもちろん、どういった薄毛・ハゲなのか、何が原因なのかということをしっかり把握しなければ有効な手立てを打つことはほぼ不可能です。とにかく医者にかかる、とにかく発毛剤・育毛剤を使ってみる、とにかく薬を飲んでみる、といった短絡的行動は効果を持たないどころか悪化させてしまう場合も十分考えられます。あくまで説明をわかりやすくするための例だということは先に述べておきますが、例えば抜け毛を引き起こす薬として有名なものに抗がん剤が挙げられますが、抗がん剤による脱毛に対してシャンプーを変えるなどといったアプローチはあまり意味をなさないことがお分かり頂けると思います。原因は抗がん剤にあるので、脱毛を止める最適な方法は抗がん剤の投与をやめることです。それができるできないは別の話です。最初に述べたようにこれはあくまで例えです。)必要なのは正しい情報・知識です。それがあってこそ具体的なアプローチが意味をなしてきます。

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