血行不良は髪の毛の大敵

俗に男の人ホルモンに対する感受性が髪の毛を増やすことを妨げ、それが薄毛の要因だと言われているのです。 斯くして続いてストレス、斯くして血の流れ不良ではないでしょうか?

実は髪の根元、毛包の周囲は、それはもう細かく網の目のような毛細血管がぎっしりとあるのです。 その場所で毛根をつくるために、日夜休まず激しい細胞分裂が繰り返されているのです。 それを助けるためには、血液からアミノ酸を始めとする大量のエネルギー源を休まずに送り込まなければいけないのです。 つきましては、何かのわけで血の流れが悪くなったとき、髪の毛を増やすことに良くない誘発効果が出てくるのは当たり前のことなのです。

そもそも髪の毛をつくる毛母細胞が、どれだけさかんに細胞分裂をしているか、みなさんはイメージできないのではないでしょうか。 その好ましい例が、がん治療です。 抗がん剤を投与する治療法、それによって髪が抜けると言うのはどなたも知っていることだと思うのです。 どうして髪が抜け落ちてしまうのでしょうか。 がん細胞は私たちのイメージを超えるほど、異常な速さで細胞分裂をする性質があるのです。 抗がん剤はその細胞分裂の早さに目をつけ、今、まさに細胞分裂をしている細胞だけを進攻するよう開発されました。 けれども毛母細胞は細胞分裂がとても早いので、好ましい細胞にもかかわらず、抗がん剤の進攻対象になっています。 という訳で、抗がん剤治療では髪が抜け落ちてしまうのです。

というように髪の成長はとても早いスピードで細胞分裂をする毛母細胞が主体となっています。 そこへのエネルギー源供給は血液が常に行うべきなのです。 血の流れ不良は髪の毛を増やすことに良くないというのがおわかりでしょう。

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