円形脱毛症の原因

円形脱毛症とは、俗に10円玉ハゲと言われるように、頭髪のなかに10円玉を見つけられるような形の円形の境目が比較的はっきりとしている脱毛のことを言います。

そのままの大きさを保つわけではなく、大きく拡大していくのが特徴です。
これは加齢などとは関係なく、どんな人にも起こり得るものとして、普通の脱毛やハゲとは大きく異なります。
ですから、原因によっては、治り方や治療の方法も変わってきます。

円形脱毛症の原因として挙げられるのが、遺伝、ストレス、内分泌異常、自己免疫疾患などです。
遺伝やストレスの場合
遺伝に関しては、家族内の発症は30%程度とされています。
ですから、できやすい体質が遺伝されてしまう可能性は否定出来ないとされています。
ストレスに関しては、精神的なもので数ヶ月に行った何らかのストレスの原因となったものが、心身を傷つけ、頭においては、円形脱毛症の症状として現れるとみてください。 このケースが最も多いと言われています。
円形脱毛症は永遠に続くわけではなく、ストレスがなくなることで、自然治癒してしまうこともあります。

自己免疫疾患の場合
自己免疫疾患に関しては、外部からの侵入物を攻撃をするはずの働きが、自分の体を攻撃してしまうことにより、円形脱毛症になってしまうと考えられています。
自分の体を敵としてしまうため、激しい攻撃を繰り返すのが特徴で、毛根まで攻撃の手を緩めることなく徹底的に症状がひどくなると言われています。 この場合に関しても治療法はありますから、早めの対処が必要になってきます。
また、現代人の食生活などで、栄養の偏り等も円形脱毛症になりやすいと言われています。 その中でも亜鉛不足によるもので、インスタント食品の食べ過ぎや野菜不足などが続くことで、突然頭の毛が薄くなったり、ハゲてくることがあるそうです。

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